みなさんこんにちは!
数学は得意ですか?
数学が得意になれば普段の生活を数学の視点で考えることができて得をすることがあります。
為替は数字の勝負でもあるため数学を知ることはとても大切です。
今回の記事では標準偏差について説明していきます。
標準偏差とは
標準偏差はデータの散らばり具合を知るために出す数値です。
標準偏差は公式が難しいので平均値→偏差→分散→標準偏差の順番で求めたらわかりやすいです!
標準偏差の問題例
では実際に問題例を解いてみましょう
5人の数学の小テストの結果が次の通りです。標準偏差を求めよ
①平均値
まず平均値を求めます
平均値は6になりました。
②偏差(偏差と偏差の2乗)
偏差は各データの値から平均値を引いた値です。
偏差を出すことができれば次はその値に2乗しましょう
③分散
分散に関する詳しい説明は違う記事で書きます。
ここでは簡単に説明します。
分散は偏差の2乗の平均です
④標準偏差(答え)
標準偏差の公式は難しいですが分散を求めれば簡単です。
最初に書いた標準偏差の公式が難しいという方はこれを覚えてください
最初に書いた式とこれは同じ意味です。
先ほど分散で求めた数値を標準偏差にしましょう。
切り捨てをしましたが約3.4505877となりました。
これが例の答えになりました。
平方根 √(ルート)がわからない方は別の記事で書きます
標準偏差求める意味ある?
これまでの説明と標準偏差を出してあることを思った方がいるかと思います。
標準偏差出したけどだからなんだよ!!
少なからず思った方はいると思います。
ここであなたの学生時代のこんな会話を思い出してみてください
「俺、平均65点のテストで80点取ったぜ!すごいだろう( ;∀;))
こんな人いましたね(笑)
しかし実際その点数がすごいのかどうかがわかりません。
そこで表を見てみましょう
標準偏差は以下の通りになります
データ1 33.35566
データ2 10.20784
データ3 26.38939
数値が大きいほどばらつきが大きいという意味です。
ということで
データ②→③→①の順番になります。
データ②の中では80点を取ることはすごいということになります。
反対に①はそんなにすごいことではありません。
もしも友達が①のデータの中で80点を取ったと自慢してきたら「別にすごくないよ」といい返してください(笑)
このように標準偏差はばらつきを知ることができます
まとめ
理解できましたでしょうか?
標準偏差を求めることでデータのばらつきを出すことができるし比較もすることができます。
為替において通貨の変動幅が1日でどれほど大きかったかを知ることができます。
他にも数学や統計の記事を書くのでより理解を深めたい方はぜひ違う記事も読んでください。
ありがとうございました。
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